先日私の自宅リビングのエアコンのお手入れをしたのでその様子を紹介します。
リビングにはCS-402DLX2-Wという機種が付いており、お掃除ロボット付です。
お掃除ロボットで回収したホコリは屋外に排出するタイプと、ダストボックスに集めるタイプと2種類ありますが、ダストボックスタイプを使用しています。
ダストボックスタイプは本体のお掃除ランプが点滅してお手入れのタイミングを教えてくれます。
前回約半年前に掃除をしたので、半年分のホコリと汚れです。
お手入れした箇所は、
・ダストボックス
・給気フィルター
・エアーフィルター
・本体
ダストボックスにはかなりの量のホコリがありました。在宅時はほぼ家族全員がリビングにいて、人の出入りが激しいのでホコリが出やすいと感じます。
寝室のエアコンはお掃除ロボットがついていないタイプですが、そこまでマメにフィルター掃除しなくてもフィルター自体汚れていません。
エアーフィルターは天井に近い上部にカビが生えていました。
さらに、ぱっと見た感じはわかりませんが、エアーフィルター全体に油分が付着しており、掃除機で吸っても汚れが取れませんでした。
最終的に中性洗剤をつけたスポンジで優しくこすって水洗いしたところ、きれいになりました。
今回お手入れをして、どうしてカビが生えたのだろうと疑問に思い、当社営業に確認しました。
そもそも冷房やドライ運転をしたエアコンはかなりカビが生えやすい環境にあります。
なぜカビが繁殖するかというと、一つ目は「ホコリや油分」です。
エアコンは空気を取り込むためフィルターでブロックできないカビ菌、浮遊しているホコリや油分も取り込んでしまいます。これがカビの餌になります。
二つ目はエアコン内部の湿気です。
冷房やドライ運転は空気を冷やしつつ、空気中に含まれる湿気を結露させて排水も行います。そのため、内部の湿度が高くなりやすくカビの成長に適した環境ができあがってしまうのです。
自宅リビングのエアコンのエアーフィルターのカビはおそらく、一つ目の「ホコリや油分」が原因ではないかとのことでした。
キッチンの換気扇の汚れがひどいのでうまく空気を吸い込めず、油分を含んだ空気をエアコンが吸い込んでしまい、カビが生えてしまったとのことです。
確かに換気扇のフィルターは定期的に掃除していますが、内部のファンまではお手入れしておらず、汚いままでした。
かなり放置しており、大変な作業になってしまったので休日になるべく早めにお手入れしようと思います!
環境システムに入って15年になりますが、エアコンの使い方だけではなく、換気扇の使い方やお手入れの重要性など未だに学ぶことが多いです。
例えばキッチンの換気扇をただ回していれば調理時の煙や油分を含んだ空気を外に排出してくれると思っていませんか?
実は私もそう思って使っていましたが、換気扇近くの窓を開けて外の空気を入れないと排気できないことを最近教えてもらい、換気扇を使用する際は必ず窓を開けるようにしています。
これもエアコンのカビが生えないようにする方法の一つです。
皆さんもカビが生えてしまうなど何かエアコンのことで困りごとがあればぜひ当社に連絡してください。使用方法を変えるだけで不快な状態を止めることが出来るかもしれません。